元極学の歴史と経緯
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元極功法は中国の伝統的気功で、代々口伝で伝授され門外不出であった為に外部
へ知られる事は殆どありませんでした。 この元極功法の源流である「太一道」(たいちど
う)〔後に元極道〕は金代に始ま、元の時代に最盛期を迎えて、河南省や河北省一帯で
広く伝えられていました。
元代には大変な人気で、皇室の中での健康法として重く用いられていました。 清の時
代の頃から徐々に北方から南下しながら次第に民間に広がって行きました。
元極道の現在の継承者で有る張志洋氏は、先祖より維承されてきた元極道を受け継
ぎ、さらに数十年の修練を経て元極道の粋を体得し、また他の優れた流派の奥義も研
究の上これらの優れた部分も取り入れて、仏教、道教、儒教の精華を埋論的な基礎と
した上に、伝統ある元極功法を整理再編して「元極学」と言う学問のレベルにまで発展
させました。
さらに張氏は元来秘密主義によって貫かれて来た秘伝を、広く中国は
元より世界中に広めて人類の健康
増造に貢献するために、その全てを
公開する事を決意したのです。 この
業績に対して中国政府は絶大な評
価を与え、政府高官や地方の官僚
が元極功を学ぷと共に、潮北省の顎州市郊外の蓮華山の広大な敷地に元極学基地建
設をする事に、大き な協力をしたのです。気功発洋の国で有る中国においても、気功
の種類は非常に多くその効果も千差万別でありまますが、特に効果の高いとされる道
教系の気功の中でもこの「元極功」の効果は卓越していて、中国でも既に気功を学んで
いた多くの人達が今まで学んでいたものを捨ててこの元極功に変わりました。
現在は中国側の事情で、表立った活動はしていませんが元極を学び、実践している
方の数は何百万人にも上ります。
元極功が正式に日本に入ってきたのはここ10年以内の事で、知名度は殆ど有りま
せんでしたが、3度に渡るテレビでの紹介により病気癒しの気功≠ニ言った偏ったイ
メージで全国にその名が知れ渡り、一時的に難病や重病人の間でブームになった事も
ありましたが、ブームが去った今日本国内で日本人に適した指導が受けられる教室も
少なく、その資格と実力を待った指導者もごく少数です。
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