トレーニングの効果+姿勢改善(O脚、X脚、骨盤矯正) その他肩凝り、慢性腰痛なども同時に解消!! 研究(医療)機関だから出来たこのオリジナルメニュー

本当は筋トレが体に悪い事を知っていますか?

 私は現在60歳、トレーニング歴40余年になります。

 これまでの40年以上に渡って実に様々な筋力トレーニングを実行して来ました。

 もちろん私はボディビルダーやパワーリフターでは無いので、そんなに重いものを持ってきた訳では有りません。

 それでももっと若い時にはスクワットなどで思い重量を上げようとして腰を痛めた事もありました。

 しかしそれは私の不注意や、トレーニングに関する知識が足りなかったせいかも知れません。
 
 トレーニングにうるさい人ならフォームの事を指摘するかも知れません。
 
 確かにウェイトトレーニングに関しては、各種目についての実施フォームについていくつかの考え方があり、それぞれにそれなりの理屈がある事も判ります。
 
 しかし長年トレーニングを続けている多くのトレーニーの中には明らかに腰を痛めていると思われる方が沢山いる事も事実です。
 
 例え若い時には問題が無かったとしても、有る程度の年齢になると腰痛や関節痛を訴えたり、痛みが出るところまで行かなくても、明らかに不自然な姿勢のままで日常生活を送っている人を沢山見かけるのです。
 
 例えボディビルダーで無くとも、私たちの様な全く別の種目の補強の為に筋トレを行ってきた者でさえ、腰痛や膝関節痛などの痛みを抱えているくらいですから、元プロやアマのアスリートに同じ問題を抱えている人達が沢山いたとしてもおかしくありません。
 
 もちろん全てが筋トレのせいだとは言いませんが、重いものを上げる事にこだわるほど、結果として腰痛などの痛みを抱える事になってしまうようです。
 
 ある意味で私を含めて長年筋トレを続けてきた者にとって、腰痛など有って当たり前と言うのが本音かも知れません。
 

 私が今から約10数年前に加圧トレーニングを始めた理由もそこにありました。

 
 それまでのトレーニングと言えば、最大筋力の80%以上の重量を持ち上げる事で筋力を維持しなければなりませんでした。
 
 しかし仕事などの都合でトレーニングが1ヶ月もあくと、年齢とともにもとの重量に戻す事が苦痛になってきます。
 
 しかし加圧トレーニングなら最大筋力の20%でも充分に効果が出せる。
 これが私が加圧トレーニングを始めたきっかけでした。
 
 それから10数年加圧トレーニングを続けているうちに、色々な事が判ってきました。
 
 話は変わりますが、人が直立2足歩行に変化してから、4足歩行には無かった変化が起こってきました。
 大きな変化は姿勢であり脊柱のカーブです。
 この脊柱のカーブは正常な人では、腰椎が前に凸、胸椎が後ろに凸、頸椎が前に凸と言う様に、横から見ればS字状のカーブを描いています。
 
 このS字カーブが適正に保たれている事で、腰痛や肩こりなどになりにくく、なっても治りやすいと言う、生理的な状態が維持されています。
 
 ところが重いものを継続的に持ち続けていると、腰椎の前に凸の状態が徐々変形して行き、これがさらに悪化する事で前方凸の生理的な状態が、後ろに凸になったりするといった本来の生理的なカーブが逆転した状態になってしまいます。
 
 こうなると脊柱を支えている骨盤の角度も生理的な角度を失ってしまいます。
 
 こう言った理由から重量物を持ち上げる運動や作業を長期に渡って続けていた人に不自然な姿勢の人が多くなる訳です。
 

 単純に言うと、筋トレが体を壊すとも言える訳です。

 
 もちろん加圧筋力トレーニングなら確かに軽い重量で充分な筋力アップや筋肥大を期待できるので、腰や他の関節にかかる負担は通常の重い重量を扱う筋トレと比べると、かなり安心出来るものです。
 
 しかし体(骨格系や筋肉系)の負担を考えると、加圧で筋力トレーニングするならどんなやり方でも良いかと言えば、決してそうではありません。
 
 例えば私を例にとりますと、加圧筋力トレーニングで10数年かけてきた事で、下肢の圧力は500㎜HGでスクワット時の重量は約70Kg超になってしまいました。
 
 この値が大きいか小さいかは別にして、重さの方は例え加圧をしていてもやり方によっては腰に変形を抱えた私にとっては、全く負担の無い重さでは有りません。
 
 本来ならば重量はもっと大きくなっても良いのですが、いくらサポーターなどで保護しても腰にかかる負担を考えるとこれ以上の重量には出来ない為、もう何年もこの重量をもって頭打ちにしたのです。
 

 また私の施設に来られるお客様の中にも腰痛や様々な症状を抱えた方が多々おられます。

 

 そこで私の施設では思い切って従来の加圧筋力トレーニング法から、全く違うアプローチでのトレーニング法を併用する事にしたのです。

 
 もちろん筋トレとしての加圧筋力トレーニングの定番メニューを辞めた訳では有りません。
 従来通り、上肢ならベンチプレスやアームカールなどの5種目、下肢ならスクワットやレッグエクステンションなどの4種目は絶対にはずせません。
 そこで私の施設ではフォームを含めて、現在アメリカで普及し始めている、全く新しいリハビリテーションの考え方を加圧筋力トレーニングに応用し、その結果筋力トレーニングをしながら、腰痛や肩こりはもとより、様々な運動器の症状に対処出来るようになったのです。

 また最近では新しいデバイスを取り入れる事で、さらにトレーニングの効果を上げられるようになりました。
 
 もちろん自分自身で行う事で、今まで長年抱えてきた腰痛(変形性腰痛症、仙腸関節炎等)も徐々に回復してきています。
 
 腰痛などの症状を抱えた場合、治療する事とトレーニングする事とどちらが重要なのか、またはどちらが優先されるべきかは非常に難しい問題です。
 
 医療技術者(鍼師、灸師、按・マ・指師、柔道整復師)としての自分は先ず、治療する事で症状を改善する事を優先するでしょう。
 しかしスポーツトレーナーとしての自分は弱った筋肉を強化すべきだと主張するでしょう。
 
 もちろん私は医療技術者でありトレーナーでもあるので、今までも多くのアスリートに対して、治療とトレーニングの指導を行って来ました。
 
 しかし今私の施設では、トレーニングが治療となり、治療の為にトレーニングを行うと言う様に変わってきたのです。
 
 振り返ってみると約30年前、スポーツ障害を専門とする整骨院、鍼灸院を開業した時に私の目指した事はこれだったのです。
 
 
 健康の為にトレーニングをする。
 多くの方はそういう思いでトレーニング施設を訪れます。
 
 しかし筋トレは生活の質を高める上で絶対必要なのですが、反面様々な部分で体に負担をかけ、体を痛める原因となっている事も事実です。
 
 長々と私の文章を読んでいただいてありがとうございました。
 
 もしあなたが今どこかのトレーニング施設でトレーニングをされているなら、一度考えて見て下さい。
 
 今のトレーニングを続ける事で、本当にこれから先の人生に問題を残さないのだろうか?と。
 
 単に筋力がついたり、あるいは体が多少元気になったとしても、あなたの姿勢が崩れて来ていませんか?或いは骨盤の角度が前後に倒れたり、捻じれたりしていませんか?
 
 そしてひょっとしたらそれがトレーニングを始めてから徐々にひどくなって来ていると言う事はありませんか?

トレーニングを続ける事で本当に自分を健康に導き、長年に渡って故障や痛みの無い体を作りQOL(生活の質)の向上を得られる様なトレーニングライフを、一度真剣に考えてみませんか。

 

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