猫背のページ
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猫背について
猫背は円背(えんぱい)とも言われて、見た目が悪いだけでなく僧帽筋や脊柱起立筋群などの背部に関係する筋肉群に過剰な負荷がかかることになります。
特に僧帽筋などに過剰な負荷がかかると、その筋肉の強い緊張を起し、さらには筋肉痛などは肩こりとして自覚されることになります。
また、構造的に人体に適さない姿勢を無理やり筋肉の力で保っている為に、立ったり歩いたりすることだけでも疲れやすなってしまいます。
見た目の悪さについて
猫背と言う言葉について来るイメージはあまり良くありません。
私は猫好きですが、人間の猫背はいただけません。
さらにこの猫背と言う姿勢は、外見的に他人からの印象にも大きな影響を与えてしまいます。
猫背の姿勢から来るイメージは、落胆、自信のなさや落ち込んだ様子といった好ましくない印象を与えることが多く、マイナスイメージが付きまとうようです。
どうすれば治るのか
ネットで検索すると先ず姿勢矯正用のサポーター的なものが目について来ます。
果たしてこういうサポーターなどで猫背が改善されるのでしょうか?
このサイトを大まかにでも読んでいただけたなら、多分???だと思います。
そうです、猫背を治すにはまず土台から直さないと治らない。そうは思いませんか。
私は元々建築出身なので、家の構造と人間の構造を何でもかんでも一緒にすると言うのは少し抵抗があるのですが、それでも家を補修するとき、柱が歪んでいるからと言って柱だけを治すと言うのはちょっと考えられませんね。
先ず土台に問題が無いかを見て、土台にくるいがあればそこから直すと言うのが当然です。
だから猫背だって土台の骨盤から見る必要があるだろうし、もっと言えば下肢の状態から見て行ってもまったくおかしくありません。
例えば老人特有の姿勢と言えば、猫背もそうなのですが実は膝が曲がって伸びていないと言う事もそうなのです。
一部の整体術には、背骨を無理に伸ばすような手技もあるようですが、これはやり方によっては事故につながる危険性もあります。
人間の体は全体として一つの有機体だとも言えるはずです。
もし一部に問題があったとしても、それを全体に起こった出来事として見て行く。
これが東洋医学の人間観なのです。