加圧によるインナーマッスルのトレーニングについて

　高校の野球部を対象として、加圧トレーニング用いて効果的にインナーマッスルを強化する方法に関する結果の報告です。

備考：加圧トレーニングによる投球に関する総集編です。
　投球速度の向上にせよ、コントロールの向上にせよ、結局”①肩のインナーマッスルをどう強化するのか”、と言う事と”②強化されたインナーマッスルをどのように投球動作に反映させるのか”の2点につきると考えています。（誤ったインナリングは投球フォームを崩す可能性がある）
　そこで行きついたのが今回の方法でした。
　肩関節にせよ、股関節にせよ、深部の筋肉が様々な働きをする関節周辺は加圧ベルトの装着部位に近接している事から、加圧ベルトの圧から受ける影響が大きいと考えられます。
　従って、ベルトから加わる圧力と関節全体（表面から深部まで）にかかる負荷のバランスを考慮しながらトレーニングを行う事で、従来の方法では引き出せなかった潜在的な”力”を引き出す事が可能になるのだと考えられます。