加圧トレーニングと投球コントロールについて

　高校の野球部を対象として、加圧トレーニングによる投球コントロールの変化が、加圧トレーニング直後にどう変化するかと言う事を見た結果の報告です。
　

備考：前回投球速度の計測を行いましたが、どうしても速度と言うと生徒たちが意識して無理をしてしまうと言う事が有りました。
　そこで今回はコントロールに効果を絞ってチャレンジしてみました。
　意外だったのは、被験者たちが最初からコントロールが良かったと言う事でした。
　特に現役を終えた3年生の投手達のコントロールは非常に良い結果を出しています。きっとのびのびと投げる事が出来たからだと考えられます。
　これも予想では加圧トレーニング前のストライク率がもっと低いはずでしたので、期待よりはストライク率は上がりませんでした。
　さらに個別の圧設定が出来るなら、もっとストライク率があがる事が期待できると思います。